DIY スキマー 自作 プロテインスキマー タンパク質
超簡単カルシウムリアクターの作り方


ミニ水槽を維持していく上で、必須器具のひとつにカルシウムリアクターがあります。なぜならば、ある程度のミドリイシが入っていると、( ̄0 ̄;アッという間にKHがダウンしてしまうからです。水換えで対応していこうと思っても、ミドリイシがある程度入った水槽では換水によるKH維持が非常に難しいことがわかりました。でも市販のカルシウムリアクターは高価なモノで、DIYする人も多くなってきましたが、もっともっと安価に、そして簡単にカルシウムリアクターが作れると思い、ペットボトルカルシウムリアクターを作ってみることにしました。


用意するもの

300ml 900mlPB プラツナギ 三つ又なんとか シリコンチューブ メディア



1.300mlペットボトルの蓋に穴を空け、プラツナギを接着する



2.300mlペットボトルの底に穴を空け、プラツナギを接着する (ここから空気が入るようにするが、プラツナギに合うサイズのキャップを用意する)



3.300mlペットボトルの蓋にシリコンチューブと三つ又のなんとかなんとかをセットする



この中にリアクター水を入れ、水槽に点滴状に添加します。



次にリアクター水を作ります。

4.900mlペットボトルにリアクターメディアを適当に入れる (今回は100ccほど入れてみました)



5.この中にRO/DI水を入れ軽く濯いでやる


6.濯いだRO/DI水を捨て、新たに500mlほどDO/DI水を入れる。


7.この中に二酸化炭素を適当にブクブクさせる (今回は10秒ほどブクブクさせてみました)


8.ペットボトルの蓋を閉め、ポカリくらいの色に乳濁するまでシェイク♪シェイク♪




9.KHを測定してみる (今回は26dHくらいでしたが、試薬がもったいないので半分の量で測定する。また、なぜかブルーからイエローに変わっても、しばらくするとブルーに戻ってしまうので、さらに試薬を添加してみる)

10.先ほど作製した300mlペットボトルにリアクター水を移し替え、点滴のように水槽に添加する (今回は1滴/1秒で添加してみた)




11.すべて添加したら、飼育水のKHを測定してみる



今回はミニ水槽用のリアクターを作製してみましたが、もっと大きなサイズの水槽をお持ちの方は、ペットボトルをもっと大きなものを利用するか、さらに高いKHになるようにエロエロ調整してみて下さい。それからRO/DI水でなく、人工海水でメディアを溶かしても同じだと思いますが、今回は蒸発した水分の補充とリアクター水を同時に添加することをで一石二鳥を狙ってみました。それぞれの水槽の大きさやミドリイシの量でかなり調整方法が変わってきますから、ご自分で最適値を模索してみて下さいね。


参考までに hogehogedialy 2003年6月 をご覧下さい

追加

このRO/DIリアクターではちょっと問題があることに気付きました。
それは・・・

hogehogedialy 2003年6月11日 をご覧下さい。m(._.*)mペコッ